キーワードインテントを意識して検索経由の直帰率を改善!

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検索エンジンに気を取られるあまり、ユーザー目線がおろそかになっていませんか?

検索エンジンからのアクセスはそれなりにあるけど、アクセス解析ツールを見てみると、何故だか直帰率が高い。こうした方は、もしかするとキーワードインテントをうまくくみ取れていない可能性があります。

直帰率が上がってしまう理由とは?

直帰率が高いのはなんでだ!!

直帰率が高いことに関して、一般的には、こうしたイメージがあります。

  • サイトに訪れた人がすぐに帰ってしまっているため良くないことだ
  • 直帰率を改善すればコンバージョン率も改善される

ですが、直帰率が高いことが必ずしも悪いわけではないケースもありますし、直帰率を改善したからといってコンバージョン率が改善されないケースもあります。

ここでは、直帰率が高いことに関して、シチュエーション別にもう少し掘り下げて考えてみます。

「求めるもの」がランディングページに存在しなかった

検索エンジンを利用するユーザーは、何か「求めるもの」があるからこそ、検索エンジンに検索キーワードを入力して検索という行為を行います。
この時に、ユーザーが「求めるもの」がランディングページ(検索エンジン経由で最初に訪れたページ)に存在していなければ、その場で離脱してしまう可能性が高まるため、必然的に直帰率は高まります。

「求めるもの」がランディングページに存在することがわからなかった

仮に、あなたのサイトにユーザーが「求めるもの」があったとしましょう。
それでも、あなたのサイトにユーザーが「求めるもの」があるということが伝わらなければ、ユーザーはあなたのサイトに「求めるもの」がないと判断し離脱してしまいます。
ユーザーは私たちが考えているほど時間的に余裕があるわけではないため、わざわざあなたのサイトで「求めるもの」を探すよりも、他のサイトへ行ってしまうことの方が多いのです。

「求めるもの」がランディングページに存在したが、その時点でサイトの役目を終えた

逆に、「求めるもの」がランディングページに存在して、検索ユーザーのニーズを完全に満たした場合、ユーザーにとってみるとそのサイトでの目的は完全に果たしたことになりますので、その場で離脱することが多くなります。
「株式会社○○ 会社概要」などといったキーワードで検索してくる人は、株式会社○○の会社概要が目的でサイトを訪れていますので、ランディングページでその情報を返してあげれば、他にそのサイトで成すべきことはなくなってしまうのです。
こうした場合、他の見てほしいコンテンツへのリンクを目立つ位置に配置するなどで他のページの誘引を図ることもできますが、そもそもユーザーが「求めるもの」は返せているわけですから、「求めるもの」を返せていないページと比較すると、改善優先度は低めとなります。

1ページ1キーワードの原則とロングテール

1ページ1キーワードの原則とロングテール戦略

SEOの世界では、「1ページ1キーワードの原則」と呼ばれる黄金律のようなものが存在しています。対して、競合とまともに戦うことを避けるため、さまざまなキーワードで検索エンジンからの流入を図る「ロングテール」という戦略もあります。一見相反する要素に見える両者ですが、うまく共存する方法はあるのでしょうか?

1ページ1キーワードの原則とは?

「1ページ1キーワードの原則」とは、同じページにいろんなコンテンツを詰め込まず、狙うキーワードを一つに絞り込むことで、検索エンジンにページのテーマを明確に伝えましょうという考え方です。

  • 「成金草の育て方・名前の由来・購入できるショップ」
  • 「成金草の名前の由来とは?」

こうしたタイトルの記事があった場合で、「成金草 由来」で検索された時に上位表示の可能性が高くなるのは後者の記事となります。
また、「1ページ1キーワードの原則」に従うことで、ユーザーにとっても、そのページを見ればどんな情報が書かれているのかがわかりやすいため、ユーザーが「求めるもの」を容易に見つけ出すことができるユーザーフレンドリーが高まりやすい記事になると言えるでしょう。

ナビゲーションを整備することの重要性

さて、ではこの「1ページ1キーワードの原則」と「ロングテール戦略」を共存させるためにはどのようにすればよいのでしょうか。

答えは「多くのテーマを絞ったページを持ちつつ、ナビゲーションを整備する」ということになります。

まず、テーマを絞った記事は、検索エンジンにとっても、ユーザーにとっても、どんな内容が書かれているかがわかりやすいページとなります。
そのため、一つのページに無理やりまとめるのではなく、別ページに分けて別々のキーワードを狙った方が集客効率は高まります。

一方で、「成金草 由来」で検索したユーザーは、実際には由来を調べるついでに入手できる場所や育て方についても知りたいというユーザーがいるかもしれません。
こうした場合に備えて、わかりやすい位置にナビゲーションを設置してあげることでユーザーに選択を委ねるのです。

キーワードインテントを意識すると自然に最適なページ構成になる

SEOというか、マーケティングの分野でよく使われる言葉に「キーワードインテント」という言葉があります。意味は、検索エンジンなどでユーザーがキーワードを入力するときの、ユーザーが「求めるもの」といった感じになります。

キーワードインテントの具体的な例

例えば上記の「成金草 由来」であれば、キーワードインテントは以下のようなものになることが想定できます。

  • 成金草って縁紅弁慶っていう名前もあるけど、なんで成金草って呼ばれるようになったんだろう?
  • 成金草って金運アップに良いと言われているけれど、なんでそもそも成金草って呼ばれるようになったんだろう?

こうしたことを考えて、この疑問に答えるような記事を作成することが直帰率改善の第一歩です。

キーワードインテントから外れていると直帰率は上がる

上記のようなキーワードインテントを持っているユーザーに、成金草の通販サイトであったり、成金草の育て方を書いた記事を提示した場合、ユーザーはどのような反応を返すでしょうか。

  • 「由来について知りたかったのに全然違う情報が表示された。他のサイトで情報を探そう」
  • 「確かに購入するつもりだったけど、由来を知ってから買いたかったのに突然売り込まれた。ちゃんと由来を説明してくれる他のサイトで購入しよう」

こうして、直帰率は高まってしまうのです。

ちなみに、直帰は直帰でも、直帰には、以下のようなユーザーも含まれています。

  • 「由来についてすごく深く説明されていて参考になった。まだ購入するつもりはないけど、今度購入するときに備えてブックマークしておこう」

アクセス解析上では直帰というひとくくりで解析されてしまいますが、キーワードインテントを満足させたうえでの直帰と、そうでない直帰には、雲泥の差があるのです。

キーワードをひっかけるとことを意識するのではなく、自然な文章を

「ロングテール戦略」が流行したころ、タイトルタグにはできる限り多くのキーワードを!文章には多種多様なキーワードを入れて!といった、明らかに検索エンジンしか向いていないような手法が取られることが多くありました。
ここまで読んでいただけた方なら、この手法が検索エンジンにとっても、ユーザーにとっても、悪い評価しかもたらさないことをご理解いただけるかと思います。
検索エンジンを意識するがあまりキーワードを無理やり詰め込んで不自然な文章をばら撒くのではなく、キーワードインテントにしっかり応える自然な文章で記事を作成することを心がけましょう。

まとめ:満足度向上につながらないアクセスは売上にもつながらない

同じ直帰でも、キーワードインテントに応えた場合と応えていない場合では雲泥の差があるということを書きました。
逆に直帰しない場合でも、キーワードインテントに応えた場合と応えていない場合では、ユーザーの信頼に大きな影響を与えます。
信頼を得ていないアクセスは購買につながりにくいですし、見込み客にもなりづらいのです。

ユーザーの満足度を考えたコンテンツの作成は、かなり骨の折れる作業ではあるのですが、長い目で考えるとあなたのサイトに信頼とお金をもたらしてくれる実りのある作業となることでしょう。

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