アクセス解析をするならテクニカルなノウハウを追うより結果をノウハウに落としこむ

この記事は約5分で読めます。

アクセス解析を自己成長につなげる方法って?

集計することが目的になってしまっていませんか?

こんにちは。Nj-web(@nj_web)です。

一昔前に比べると比較的とっつきやすくなっているものの、アクセス解析の有名ドコロであるGoogle Analyticsをはじめ、専門的知識がないと手を出しづらいと思われがちなアクセス解析の世界。
確かに、アクセス解析を本格的にやり始めると、実装するのにめちゃめちゃ複雑なコードを書いたり、ツール独自の意味不明な仕様を読み解いたりする必要が出てくることはよくあります。

ですが、「アクセス解析をWebサイトや事業の改善に役立てる」という視点で考えると、必ずしもそこまで精通している必要はなかったりします。

アクセス解析から拾える事例は宝の山

アクセス解析に埋もれたお宝を探そう!

当たり前といえば当たり前なのですが、アクセス解析によって解析される数字は、行った施策や発生した事象に紐づけることではじめて意味を持ちます。
単純に数字が上がった下がったということではなく、何故数字が上がったか、または下がったかを考えるのが重要なわけです。

ここの導線を変更したからここの離脱率が低くなった、とか、
ここの媒体に広告を掲載したからコンバージョン数が高くなったとか、
「何故」を考えることで、有効な施策とそうでない施策を切り分けることができます。

この「何故」を突き止めるために、必要であればアクセス解析をさらに深掘りして数値を抽出することになります。

数字に変動があった際に、「何故」その変動が起こったのかを考えるクセをつけておけば、アクセス解析からさまざまな成功事例を拾うことができるようになります。

テクニカルなノウハウは必要になった時に集めればよい

アクセス解析についてすべてを知る必要はない

こうした「何故」数字の変動が起こったのかを考える際に、テクニカルなノウハウが必ずしも必要になるかというと、決してそんなことはありません。

確かに、どうしても数字の変動の理由がわからないような場合に、自分が持っているアクセス解析のスキルレベルでは手詰まりになってしまったという場面が出てくることもあります。
その時は、その時にはじめて、専門的なスキルを持っている人に依頼するなり、インターネットで調べるなりしてそのテクニックを身に付ければいいだけの話です。

大部分の「何故」は、以下のような基本的なスキルの組み合わせで抽出できるものです。

  • ページビュー数
  • セッション数
  • ユニークユーザー数
  • ページの遷移
  • 離脱率
  • 直帰率
  • コンバージョンへの貢献

こうした基本的な指標を、ページごとに絞り込んでみたり、ユーザーの環境ごとに絞り込んでみたりして、「何故」を探していくというのがベースになります。
慣れるまではなんのこっちゃ、となるかもしれませんが、覚えてしまえば何のことはない概念ばかりです。

アクセス解析とうまく付き合うコツとして、アクセス解析を、「なんだかよくわからない概念の集合体」として捉えるのではなく、「単純な概念の組み合わせ」と考えることをおすすめします。

また、経験上、基本的なスキルで判明しなかった「何故」に関しては、いかに複雑なテクニカルスキルを用いてアクセス解析を行ったとしても、結局「わかりません」という結論に落ち着くことが多いです(笑)。
既存のアクセス解析でわからないようなことは、無理にそのアクセス解析で判明させようとせずに、顧客データベースを直接分析する、ヒートマップを導入してみるなど別のソリューションや視点を検討した方が良いケースもままあります。
「何故」を追い求めている暇があったらとっとと次の施策を考えた方が良いケースももちろんたくさんあります(笑)。

ノウハウを蓄積し新規施策を考える際に常に参照できるように

自分だけのノウハウをストックしよう!

上述の通り、アクセス解析を利用することで、行った施策や発生した事象と紐付いた数字の上昇・下降という情報をたくさん入手することができます。

この施策を行うとこの数値が上がりやすい
この現象が発生するとこの数値が影響を受けやすい

こうした情報をノウハウとして蓄積することで、次回の施策を検討する際に効率的に検討することが可能になります。
また、第三者が抱えている課題に対して、解決策の提案もやりやすくなりますね。

アクセス解析のメリットを最大限に活用するなら、施策や事象ごとにぶつ切りで考えるのではなく、先を見越してノウハウを記録しておくことをおすすめします。

まとめ:実経験から得られるノウハウはあなたの価値を大きく高めます

インターネット上には、サイト改善のノウハウが山程溢れています。
なので、一見、アクセス解析を通してノウハウを蓄積するなんていうややこしいことをする必要なんてないのでは?と感じる方も多いかと思います。

ですが、インターネット上のノウハウは、あくまでも他人の経験談。
他人とあなたのサイトやビジネスでは、前提条件が大きく異なる場合がほとんどです。
自分のサイトやビジネスに適用してみると、効果がないばかりか、逆効果になってしまうこともあります。

以前書かせていただいた「Webフォームのリンクを外すべきというセオリーとその例外」というお話も、セオリーと呼ばれている他人の経験談を自分のサイトに適用してあれっ?っとなった最たる事例です。

これに対して、アクセス解析を通して、自らの経験と紐付いたノウハウとして蓄積しておくことで、「数値が上がった」という事実だけではなく、「こういう状況で」「こういった理由で」という文脈も一緒に知識化することができます。
これにより、そのノウハウをベースに施策を考えるときに、「今回はこういう状況だからこの施策は使える or 使えないな…」という判断ができるようになるのです。

アクセス解析を利用したノウハウの蓄積、是非あなたもお試しください。

スポンサーリンク

Facebookページに「いいね!」いただければ、このブログの最新情報をお届けします!