Excelショートカットもどき5選 ちょっとマニアックだけど地味に使用頻度が高いキーボードコマンド

この記事は約7分で読めます。

Altを利用した必殺技の編み出し方

あけましておめでとうございます。Nj-web(@nj_web)です。

新年一発目は、社会人の方の多くが利用されているであろうExcelについて。

普段パソコンを使用されている方であれば、何か作業を行うことでマウスとキーボードを使い分けていることがほとんどかと思います。
マウスとキーボードを行ったり来たりすると、少なからず時間を消費します。
微々たるものではあるのですが、それも積み重なるとかなりの差となって現れるもの。

そんな時間を短縮するために存在しているのがショートカットキーと呼ばれるもので、特にオフィス系のソフトウェアはほとんどの操作がキーボードで行えるように設計されています。

今回は、上書き保存などの基本的なショートカットキーは専門のサイトに譲るとして、「実はこんなこともキーボードだけでできちゃいます」的なちょっとマニアックなものを中心にご紹介します。

前提知識:Altを利用したショートカットについて

具体的なショートカットをご紹介する前に、ExcelとAltの関係について簡単にご紹介しておきます。

前提知識1:ツールバーメニューにキーボードでアクセス

キーボードだけで各種メニューにアクセス可能!

Excelで新規ファイルを開いたら、試しにAltを押してみてください。ツールバー上に、何やらアルファベットが出てきたと思います。

察しの良い方は、もうお気づきかと思いますが、この状態で対応するキーを押すとそのメニューにアクセスすることができます。

この機能を利用して、よく利用する機能を起動するにはAltを押しながらこのキーを押せばいい!と覚えておくことで、マウスでクリックする手間を省くことができます。
メニューから目的のコマンドをいちいち探す必要もなくなるのも助かりますね。

前提知識2:過去のバージョンのExcelのショートカットも利用できる

過去のコマンドも実行可能!

Excelってかなり昔から存在するソフトウェアなので、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、過去のExcelは今のようなタブ形式ではなく、ドロップダウンメニューを採用していました。
ドロップダウンメニューってどんなものかについては、試しに「メモ帳」を開いてみてください。
「ファイル」とか「編集」とかがウインドウの上部に出てくるかと思います。これのことです。

ちなみに、「メモ帳」でもAltを使えばキーボードから各メニューに瞬時にアクセスすることができます。

話を元に戻すと、Excelは過去に、何を思ったか、このドロップダウンメニューから現在のようにタブ形式へ変更が行われたのですが、その際にAltを利用したショートカットが変更になったケースが多々存在します。
メニューの構造が変わったので、当然といえば当然ですね。

ですが、実は、過去のExcelで入力していたAltコマンドをそのまま入力しても、該当の機能を呼び出すことができます。
今のメニューとキーがかぶってしまっているものは不可となってしまいますが、昔からAltをつかったショートカットキーを使っていた方にとっては便利な機能です。

個人的に使用頻度が高いコマンド5選

それでは、具体的に私がよく使うコマンドをご紹介させていただきます。

その1:名前を付けて保存 Alt押しながらF→A→B

名前を付けて保存

まずは名前を付けて保存。
通常は、Ctrl+Sで上書き保存で事足りるのですが、時にバックアップを取っておきたかったり、現状とは違う名前で保存したい場面があります。

こうした際に、通常であれば、「ファイル」メニューを開いて、「名前を付けて保存」をクリックして、保存する場所を指定するために「参照」をクリックして…と、なかなかめんどくさいことをしないといけないのです。
が、このコマンドを覚えておくと、一瞬で保存先指定のダイアログを開くことができます。

あまりにも便利なので、とあるチームでは「FAB(ふぁぶ)しといて、ふぁぶ!」で会話が成立してしまうという異様な事態となったことがあります。
結構語感がいいので、皆さんも「ふぁぶ」で覚えると良いかと思います。
ただ、何も知らない人にいきなり「ふぁぶ」を連呼すると間違いなく頭おかしいと思われるので注意しましょう。(経験談)

その2:フィルタをかける Alt押しながらD→F→F

フィルタをかける

これは先にお話した「前提知識2」を利用したAltコマンドになります。
このコマンドを入力することで、オートフィルターをかけることができます。

そのまま、カーソルキーでフィルターがかかっているセルに移動して「Alt+↓」と入力するとフィルターの設定を展開することができます。

惜しむらくはこのフィルターの設定がマウスを使わないと扱いづらいことですね…。
昔はもうちょっとシンプルだったのでキーボードだけでも十分に操作できたのですが…。

ちなみに、このフィルターコマンドは通常のツールバーからもアクセスできるのですが、私はこれを探すのにめちゃくちゃ時間がかかりました。

もちろん、わざわざ過去のコマンドを入力しなくても、「Alt押しながらA→T」でもアクセスできます。
この方が入力するキーは少ないので効率的なはずなのですが、私は「データタブにアクセスするためのキーがAキーということに納得がいかない」という超個人的な理由から過去のショートカットキーを未だに使用しています。

その3:値を貼り付け Alt押しながらH→V→V

値を貼り付け

コピー&ペーストはExcelに限らず、どんなソフトウェアでも使用する機会が多い機能です。
ですが、Excelについては、ペーストひとつとっても色んな貼り付け方が存在します。

試しに、メニューの「貼り付け」をクリックしてみてください。
無数のコマンドが出てきたかと思います。

これを毎回マウスで選んでいたら、絶対どこかでミスを起こします。
というか私は起こしました。
そのまま上書き保存をしました。
先人が丹精込めて入力していた関数入りの数式が一撃でパーになりました。
めでたしめでたし。

というようなコメディを希望しないのであれば、マウスで選ぶよりショートカットキーを覚えて利用するようにした方が、効率化を図れる上にミスも減らすことができます。

値を貼り付けは、関数によって導き出された値を関数は要らないから中身だけ欲しい!というときとか、余計な書式に付いてきてほしくない、逆に既に書式が整備されているフォーマットに値だけ入れ込みたいといった場合に重宝します。

その4:書式を貼り付け Alt押しながらH→V→R

書式を貼り付け

こちらは値を貼り付けとは逆に、中身は要らないから見た目だけ持って行きたい!という不純な恋愛のような荒業をやってのけてくれるコマンドです。

値を貼り付けに比べると使用頻度は少ないですが、資料の体裁を整える時にいちいち各種書式を入力し直す手間を考えると、覚えておいて損はありません。

その5:列を選択するCtrl+スペース 行を選択するShift+スペース

列/行の選択

これはAltを利用したコマンドではありませんが、個人的によく利用するので最後のコマンドとして挙げさせていただきました。
5選と言いながら最後に2つ詰め込む矛盾については何卒ご容赦ください。

このコマンドを入力することで、列や行をワンタッチで選択することができます。
行や列の「A、B、C…」「1、2、3…」と表示されている箇所をクリックするのと同じ操作がキーボードから実現可能です。

そのまま「Ctrl+テンキーの+(プラス)」を入力することで列や行を挿入することができます。
逆に「Ctrl+テンキーの-(マイナス)」であればその列や行を削除することができます。
列や行の挿入について、テンキーが無い方は「+(プラス)」キーと「;(セミコロン)」キーがかぶっているので、「Ctrl+Shift+;(セミコロン)」と入力すればOKです。

行選択の「Shift+スペース」については、日本語入力がオンになっていると半角スペースが入力されてしまいますので、日本語入力をオフにしたうえでご利用ください。

まとめ:あなただけの必殺技も編み出してみてください!

なんだか、Altを利用したキーボードコマンドって、何かの格闘ゲームのコマンドみたいだと書いていて思いました。
実際、人前でこういったコマンドを入力していると、驚かれることが多いです。
波動拳の打ち方がわからない感覚ととても似てると思います。

この記事では、私がよく使うコマンドを主にお伝えしてきましたが、携わっている仕事によってよく使うコマンドは変わってくると思います。
Altを利用したコマンドは、ツールバーにあれば編み出すことが可能ですので、是非あなただけの必殺技を編み出してみてください。

ちなみに、私は未だに波動拳が打てません。
何故かジャンプしてしまいます。

よろしくお願いいたします。

スポンサーリンク

Facebookページに「いいね!」いただければ、このブログの最新情報をお届けします!